0729 Magic in your eyes@Que

O-ant2006-07-31

この日は浴衣を着たカッポーがいやに目に入るので「おい、おまんらそげんカッコしてどこいくと」とQUESTIONしたら「吉祥寺OIOIの屋上で『OMAつり』がアンデス山脈」などとうすらさぶい答えを返してきやがったので仕方なく俺たちも便乗する事で赦してやった。しかしアレだな、この「QUESTION」という単語の中には「QUEST」という単語が隠されていて、英単語の面白さを感じ取ることができるな。尋ねる事は知的冒険なんだな。ボ、ボクはおにぎりが食べたいんだな。


『OMAつり』の前にBALLROOMに寄って来週のイベント(注1)用に何枚か購入しておいた。いい加減、盤で確保しとかないといけないモノが多すぎて苦労するよ。内わけは来週のイベント(注2それは=注1)が終わってから書くよ、ネタバレさぶい。


エベレーター乗ったらオッチャンオバチャンが盆踊り踊ってた。生意気にもヤグラまで組まれている。そっから見る武蔵野の町は美しかったよ。具体的に言うと北っ側は猥雑でいて南西がベストビューだったよ。牟礼とかに住んでいる人は毎日駅までバス数十分の道のりを努力してまで武蔵野の美観に協力しているわけですね、実にご苦労なことですね。ボクはもう、町を汚そうが何しようが徒歩5分圏内じゃないと、もう、とてもとても。


一度帰宅して下北沢まで京王線に乗って行った。この場合の「京王線に乗って」という一文は全く意味の無い、あってもなくっても読み手的には全然関係のないフレーズであることを今知る。もっと、情景描写を上手になりたいにゃあ。どや、にゃあ。


一緒に来る予定の友達は大幅に遅刻をカマすとゆうので一人で先にQUEへ。ゲストであるBAZRAのライブに間に合わないからだ。


BAZRAやっと見ることができた。CDで、初めて聞いたのはアホォリズムだったかな。そのファンキーさとメジャーセブンスの透き通った響きに一発で虜。直ちにひょうろくだまも買い、何度もリピートしたもんだ。最近はちょっとファンキーさが薄れてしまい、それと比例して俺への求心力も薄らいでしまったようだがやっぱバンドはライブが真価だから。一度は見とかないと。


新旧織り交ぜたセットリストで「体温」から最新作「オレンジ」収録曲の「オレンジ」「鍵」まで幅広くやってくれた。が、楽曲の雰囲気、構成的には似通ったものばかりが集まってきたなぁと思わされてしまった。俺のフェイバリットソングである「叱ってリーゼ」や「口達者」は勿論(これらは絶対やるわけないので)まさか「ジャンプ」をやらないとは。以外つか正直に淋しい。ストレートな歌モノが占めてくるのはメジャーバンドの宿命でしょうか、QUEでミッドナイトなんだから、もうちょっと果敢なものを期待してしまった。
あと、このバンドはもっと大きなところでやった方がいい。今夜は今夜で楽しかったんだけど、音のスケールが生々しすぎるとキツイので、もっと鳴りのあるハコで、大きく天井に向かって音を奏でてくれると一体感が出るんじゃないだろうか。いやしかしベースのファンキーさには参った。ビデオより噂よりずっと凄い。あのパキり半分の笑顔で指はスライドしまくってて若干23歳くらい?独特の黄色人種ノリのファンキーさ。「オレンジ」のAメロで16分を刻みまくるドラム(このハイハットがとんでもなく心地良いんだ)との相性グンバツ!それだけにボーカルの方にはもう一段階、存在感プラス丁寧さと抑揚を身につけてほしいなぁ。爆発寸前のエネルギーは三人が一体になったらもう、止めどなくなるだろう。


BAZRA終わってもう一組のゲスト、ダイノジのおおちさんが登場したところで友達も駆けつける。よかったよかった、ダイノジ目当てで来ておいて見られませんでしたじゃ切なすぎるよ。
おおちさんのDJは…映画のテーマソング連発でした(苦笑)
相方が病欠だかなんだかでテンパりまくって有りモンでお茶を濁しながらもしっかりと自分の時間を作って帰るおおちさん芸達者。喋りすぎも芸のうち。


それ以降はGetting Betterの方とかが色んな日本のバンドを流してました。(わからんのだよね、Getting BetterとかPuke!とかその辺りの人々。行った事ないし。)でも何だ、帽子を被って少しスカした男前っぽい人と、そのGettingの二人は流石だなって思わさせられる腕前だったわ。以下個人的にタカまった曲↓
「Furry closed and naked」「オレンジ」「Freedom」「コミュニケーション・ブレイクダンス」「DISCO SOUND FEED-BACK OK」「ナイトコール」


なんしかここでもELLEとドーパンが無敵すぎる。知恵ってる位に皆盛り上がってる!ELLEは今や国内最強のクラブヒッツバンドだな、なんか流石に俺でもイイかもって思えるようになってきたもん。そしてHi-5が懐かしすぎてやたら嬉しかったぜ。周りのサブさに年齢差を感じた、大きく感じた一曲。


でも。


ウチらのクラブヒッツはウチらで作るから!!