堀江由衣をめぐる冒険

Second Tour 2006 堀江由衣をめぐる冒険@東京国際フォーラム


..セットリスト..
01.はじまりの唄
02.Puzzle
03.虹色☆サーチ
04.Baby, I love you!
05.A Girl in Love
06.蒼い森
07.世界中の愛を言葉にして
08.見つめられたら
09.on my way
10.くじら光線
11.my best friend
12.Romantic Flight
13.スクランブル
14.Shiny merry-go-round
15.Love Desteny
16.Will
17.I Wish
18.マッシュルームマーチ
19.LET'S GO!!
20.笑顔の連鎖
21.Puzzle

 
〔アンコール〕
22.Go!Go!Golden Days
23.Happy happy rice shower


前回ほっちゃんのライブが行われたのは今から四年も前の話で、その頃俺が何をしてたかといえば金も無く地位も無く、ただ誇りだけで背筋を支えて歌を、吐き出すように歌を歌っていた大都会TOKYOのロンリーウルフa.k.a貧保耐三で、誰を俺を救えやしなかった……
TOKYOでは誰もが孤独、生きていく為ならどんな事でもしたさ。信号待ちの車の窓ガラスを拭いてまわったり、背中に人を担いで河を渡ったり靴を舐めたり踊りを踊ったり。そりゃもうありとあらゆる、さ。そしていつしか人はそんな俺を愛憎と皮肉を込めてこう呼ぶようになったのさ「N・p・s・N・g・s(ナプズナグズ)」とね。
それを思えば今の苦労なんてどうって事ないね。お腹が空いたら何でも食えるし車も服も欲しけりゃ買える。抱きたい女は抱けばいい。ただ一つあの頃と違うのは…「アイツ」が隣にいない事………


ど〜もこんばん「み」!昨夜の夢では昔のバイト仲間をバイクで引き摺りまわしてすこぶる目覚めのよいアリさんデェ〜ス☆☆☆
この「アリ」って名前あるじゃん?気付いたんだ、実に呼び辛くない?呼び捨てにするにはあっけなさ過ぎるし、じゃあ「さん」つけるかってそれじゃ他人行儀のままだよな。だからさ、これからは俺の事を「Early」って呼んでくれよ。カックイイだろ?「Early」!スキンシップを始めようぜ、ボディターッチ?ア〜ンド…エスイーエーックス感じてみろ叫んでみろ心燃やせ、だぜ!?It's so KOOOOOOOOOOOOOLLLL!!!


前フリが長くなってすいません、朝っぱらから暇なんです。
ほちゃライブ行ってきた!
けっこう上にも書いたけど四年ぶりのツアーで、俺にとっては初参加になったんでどんなんかな予備校で様子を見ながら見てたんだけど、全体を通して凄く穏やかなコンサートだったように感じた。雰囲気のいい、ほっちゃんらしい和みとおとぼけのコンサートだった。
コンサートってか半分ミュージカル仕立てだったので、そーゆーのが苦手な俺は曲でタカまるしかなかったんだけど比較的「楽園」からのナンバーが多かったんでそーゆーの来る都度に全身に鳥肌というか奮えたというかよくわからん(楽園が一番好きなんで)。
一応5thが最新作だからそれに則ったツアーになってるようで、5thというと音が上も下も激しくなくって真中にほんわりと集まってる印象だったんでまぁライブも緩やかな雰囲気で進めたんじゃないかな。一階の前の方とかはとんでもねー事になってたんかもしらんけど。
ミュージカル仕立てって書いたくらいだからその凝り様は大したもんで、普通にほっちゃんファンじゃなくってもクルクル変わる衣装とか背景とかを見てるだけで楽しめるようにもなってた。凄かったんだよ、途中で挟まれるVTRとかもカメラアングルとか上手すぎるんだよ。徹頭徹尾プロフェッショナルな仕事で、そりゃ国際フォーラムも埋まるわって実感。きちんとした技術がきちんとした下拵えして本番では遊ぶ。職人だぜ。で、そういう演出も十分見ものだったしその上で生身好きの俺は後半の、素の堀江由衣に戻ってからのステージでもっともっと楽しめた。アンコールで延々どーでもいい話をしてるだとか、そーゆー方が見てて彼女の性格とか伝わってくるし、何より本人が楽しそうにしてるんが見れて嬉しくなってしまいます。ウワッって泣き出した瞬間の嗚咽とかはね、…筋書きには無いドラマなんですよ。そしてそれが〜…ラ〜イブ。(あ、締めなのに違うとこからネタ持ってきちゃった!)


虹色☆サーチのイントロ鳴った瞬間。Romantic Flight、A Girl in Loveを選曲してくれた事。本編締めが笑顔の連鎖だった事、アンコール締めがhappy happy rice showerだった事。泣いた事笑った事、跳んだ事叫んだ事。そしてPuzzleを二回も歌った事。驚きと興奮がたくさん訪れたこと。