J-POP UNION!

完全な料理に何処から箸をつけてよいものやらと悩む行為に似た狼狽。思い出を汚さないように振り返る、やってみますね。


前夜、一旦帰宅の後エヴリに顔面だけ出す。ヤナギさんといのぺさんのプレイを束の間楽しんだ。今日もまたいくつもの発見があって、レコ屋に走りたくって生姜なくなったが財布の中身が凶悪にプアーなので来月ね、って優しく自分を慰めてあげるバイマイセルフ。あ、今卑猥な想像したろオマエさん。「イヤ!不潔!」「あ!?五月蝿ぇ!この○×△女!」このような連鎖でもって地球は続いていくのです。the tearsでフロアはバースト!!


そこから準備や最終的な煮詰めをしていたら次の太陽がこんにちはしてるじゃねーですか。ものの見事に遅刻です、申し訳ありませんでした>関係者各位


リハをこなし終えた頃に本日のゲスト、Perfume様の会場入りです。総員土下座でお出迎えします。おい、今日くらいは胸張って迎えてみろよ!お互い表現者じゃねえか、尻尾振ってんじゃねえよ!!…と、いう理由から私はお面をかぶったまま挨拶させていただきました。それは見事な御茶漬海苔先生のイラストのお面です。


開演。


○トキメキ☆ハイスクール
おなかさんのDJがemergency!夜子ママの説法からtoutou、その後のなんだかよくわかんねー曲までの流れがart!!勿論メイツによる生歌も素晴らしかったです。


J-将軍
俺が欲しい勢いがここにはある。きちんと客を育て上げることに成功している点が羨ましすぎる、それには一朝一夕にはいかない弛まぬ努力が必要なのだろう。Jの道に近道は無し、か。山田もこみち。


○21世紀少女(俺)
結果、どこまで行ったって俺の自己満足。一応自分の中では各アーティスト(あまりJ-POPイベントでかからない方々は特に)の中でも知名度のあると思しき選曲をしているのだがダメ。つかみも悪かったな。ハッキリと痛感しました、お客さんは「J-POP」を楽しみに来ているのであって「J-ROCK」を求めているのではない。


01.ひまわり / FREENOTE
02.D.I.Jのピストル / BLANKEY JET CITY
03.★★★ / KING BROTHERS
04.アップトゥユー / Manakana
05.ローション / オレジンレジン
06.15のブルース / 156P
07.Shake it UP / 織田裕二
08.SUNNY SUNDAY / Yum! Yum! ORANGE
09.WORKAHOLIC / midnight pumpkin
10.Down Beat Stomp / 東京スカパラダイスオーケストラ
11.FRESH / riddim saunter
12.I GOT MY MOJO WORKING / MAD3
13.旅光年空へ / tiaraway
14.Pretty Good! / 新谷良子
15.君がナンバーワン / ピカピカ
16.コンピューター ドライビング / Perfume
17.ええねん / ウルフルズ
18.ねずみ算がわかりません / ねずみっ子クラブ
19.omoide in my head / NUMBER GIRL


多い、とはお世辞にも言えないけれど本当に雑食で悪食な方がずっと、終始フロアで踊っていてくださったのが心強かったです。本当にありがとう、緊張と焦燥もあったけどやっぱり凄く楽しかったです。


○ボクコイ
刑くんはもっとそのネチョネチョな人間性を前面に押し出すべきだよ。きっとそうだよ。勿体無いよ。


○アイドル極道
「夢だけみてる最強!」フォ〜!!!!…あ、どこまで括弧で括ってんだ。しかも「はんぶん不思議」だった。てへ。


○申し訳ないと
そろそろ気付き始める。俺はロックが、生音が、エイトビートが大好きだという事に。ただプレイ自体は百見の価値アリだと感じた。


○かよちゃん
書き忘れてた!なぜだ!一番笑えた!!三者三様でチームワークって大事だなってマジ最高!


○アキレオ
なんだかんだ言って一番安心して聴けるのはこの人たちかもしれないし名前でお客さんを呼べるのもあっきーぐらいなもんだろうなぁって思う。けどちょっとタメ過ぎですよ、己の健康を労わるかのような体に優しい選曲wサブフロアのトリという時間帯、照明の加減なんか総合的に見れば「ふさわしい」ものだったのかもしれないけど…もう少し弾けたかったというのが本音。


Perfume
えっと、よかったと思います。もう、今のうちになんでもやれることはやっちゃってください!やっちゃってから考えちゃって!!


○撤収
全行程終了後は皆で会場のお掃除。スタッフの対応がウンコで今流行のキレる子供になりそうだったけど寸でのところでナイフを降ろした。でもなんつーか、この年齢になってこういうことってできねーし学生時代を思い出して楽しかったかもしれない。皆でやってるってのがなんか、いいよね。


○打ち上げ
みぎ。さんご苦労様でした!


感想というか熟考。
上にも書いたんだが、結局「J-POP」と「J-ROCK」は全くの別物であると同時に「クラブ」と「ライブハウス」の境界線も相変わらず難しい。なかんずくガレージやエモのように、自分の感情と向き合って聴く類の音楽、主義主張の介在する音楽は単純にダンスミュージックとして体を揺らすには重過ぎるのかもしれない。全員で泣いて、拳を振り上げて叫ぶ、そんな光景を未だクラブで見た試しがない事からも。翻って皮肉な言い方をすればトラックさえよくできていれば誰が歌っていても、何を歌っていても構わないのではないか。ノれる、踊れる、それだけが条件。そういうものだとわかってたはずなのに、何処か悔しさを禁じえない俺がいたりする。でも、諦めたくはないんだ。


負に溢れてるので弁解しとくが、滅茶苦茶楽しかったぞ。ただ俺がセンシティブ(※1)過ぎただけの事さ、それだけの事さ。。。


あ!あと、見ることができなかったイベントの方々、申し訳なかったです!またの機会があることを。


※1 意味を教えてください。