aiko＠相模大野グリーンホール

なさんありがとうなさん


16時過ぎくらいにチケット余ってるの書き込みをみて即電話。ヤッター！急遽定価で参戦！もう今回のツアーは平日ばっかだし殆ど諦めてたのにこうしてライブを楽しめるなんて。本当はアルバムの出来が今ひとつピンとこないからそれでもいいやって納得させてた部分もあるんだけど、それでも行けるんだったら行くしかないでしょう。
ほいで感想に移るわけだが、やはり全方位的に行ってよかった。やっぱしアルバムがアルバムだけに楽しく弾けたステージというよりかはしっとり、または切なくといった楽曲が並んだわけだがそれはaikoが元々持っていた、大きな武器である一面がよりフィーチャーされただけであって彼女のライブの何かが変わったわけでもない。本人曰く「クラブ相模大野へようこそ」ってステージの装飾。銀座、友近とでも言えばわかってもらえるだろうかそんな大人な様相を呈したLLP9、凸も凹もありはしたが最後に物を言うのは歌力になったかな。しっとりと歌い上げた「三国駅」、どんな想いで創られた歌なのか、その説明を踏まえた上で聴く「星物語」。小気味良い洒落っ気でメドレーを挟んだ「smooch!」、極めつけがアンコールの「青い光」。長く長く伸びてゆくaikoの歌声に気付けば自分も呼吸をするのを忘れていた。鳥肌が数分間、持続して全身を包んだ。麻酔を打たれたみたいな感覚。一番最後に「エナジー」は予想してなかったんだけど。てっきり「かばん」で締めるもんだとばっかり思って身構えてたんだけど。
本編最後を「イジ天」で持ってくあたりはサービス精神なのかもしれないが個人としてはもうちょっと他の、今回のセットに沿った選曲をしてほしかったという口惜しさもあったり。でもそれだと何になるんだろう、「赤いランプ」かな。思い切って「飛行機」なんかでもよかったんじゃないか。
色々考えたり考えなかったり、まぁぶっちゃけ嫌いな曲もいくつか存在するから、aikoは。今回のアルバムが良くないって言ってるのは前作が大好きすぎたせいもあるんだと自分でもわかってるんだけどね。でも今日「smooch!」が大好きになった、帰り道ずっとリピートしてた。あ、その前にハチクロさんすももさん２６さんと合流してメシを、慌しくメシを食って帰ったんだっけか。あー、何かもっとaikoの為にできないかなぁ。いや、何もできなくはないけどするべきでもないのかな。いちファンで、その代わりずっとそれをやっていく事が彼女にとって一番嬉しいことなのかもな。派手にどうこう言うつもりはない、だけど俺は思ってます。日本で一番好きなアーティスト、たぶんそれはaikoだよ。