飛石連休

飛石連休の単独ライブ「五十飛百飛」を観に笑いに行って参りました。
自分お笑いのライブにお金を払って観にいくってのは産まれてこの方初めての試みでしたのでどんなもんかな、どんなんかな予備校ノリで視察がてら足を運んでみたわけですけど…総じて言うなら「行って良かった」かな。なんだそれ。
それというのも一長一短はある。二時間弱に及ぶライブでしたからね、手を変え品を変えやってかないととてもじゃないけどマンネリに陥る危険性も多分に孕んどるのはわかるんだけどもそれ故に詰めの甘さも露呈してしまったり。何より自分的に驚いたのは岩見さんのキャラクターですね。もっと毒々しい、それこそ座敷童子のような妖怪キャラを期待してたんですが蓋を開けてみればなんつーか、カワイイんですよ。その一挙一動に会場の婦女子どもがまた黄色い歓声を挙げるわけですよ。俺はたむらけんじじゃないが彼の言葉を借りて主張したい、芸人はアイドルちゃうねんぞ、と。そしてあのキャラが真性なのか狙って作られたものなんかは知らんけど少なくともいつもテレビで見ている岩見さんの方が俺は好きだ。藤井さんはいつも以上に好感が持てた、実に温かみのあるツッコミ。要所要所でそのようなキャラクターに頼るところが出てしまったのが残念でならん。しかし良い面もそれ以上に見せてくれました。咄嗟に客席のリクエストに答えて物真似や演技をするコーナーでは思いの外アドリブのポテンシャルを見せ付けてくれたしやっぱり基本漫才はどうしても面白い。アンパンマンのネタもリメイクして使用する等意気込みも感じられる。
これが始めての生飛石連休なので、岩見さんのキャラクターが常日頃からこうであったのか、それともそうではないのか、今後彼らを応援していけるかどうかはそこに依る部分が大きい。少なくともテレビの中で見る岩見さんに嫌悪感を覚えた事は只の一度も無いし、むしろ大好きな芸人であったからこそ女子供に媚びたりせずに汚れ、穢れ、ブラック且つ妖怪じみた漫才をこれからも発展させていってほしいと思うのです。永遠の二番手でもいいじゃないか、二番手キャラの一番手でいいじゃないか、と。やっぱり好きだし沢山笑わせてもらったので…飛石、バッファロー吾郎、最近漸く復調気味の麒麟その辺ひっくるめて皆様頑張ってください、とテキトーに締めておくよね。


という訳でついでに筆の歩むに任せて年末のお笑い特番の感想でも述べようかね吐き散らかそうかね。
まぁ何が一番の大打撃かといいますと、それはですね笑い飯スペシャル看板番組(12.30pm11:45放送)これを見逃してしまった事なんですね。あじゃぱーって感じですよね。あの…失礼かもしれませんが別段いいんですよ、笑い飯本人達に至っては。いつでも見れるし。それよかね、その番組の予告を何かのビデオで見たときに(この時既に12.31am5:00)チラっと見えた女性がですね、どう見てもアレなんですよ、古都ひかるクリソツなんですよ。見れば見るほど、巻き戻せば巻き戻す程に古都にゃんなんですよ。そこにショックXO醤、ダブルラブショックですよ。内なる自殺衝動が、沸騰直前の水のようにあたかも沸…沸…と自らの身体を揺り動かすのですよマンマミーアァ!!SEASIDE?NO!SUICIDE!!閑話休題、お笑いですね。年末はM-1、オールザッツって毎年の恒例行事に今年は登竜門SPも加わって3つも楽しむことができたわけなんで。しかし今年は不作だなぁ…オールザッツなんか特に酷かった、新しい芽がただの一つも出てきやしねぇ、せいぜい去年頭角を現し始めた中西くらいなもんでしょう。つーわけで何か俄然筆の疲れが…う、うう…しんどいよぅ…バッファロー吾郎、サバンナ、シャンプーハットあたりは期待通りの笑いがあったけども…コバがちょっと…下に走ればそれで勝ち、みたいなんがミエミエで厳しい。おざなりすぎ、もうちょっとちゃんとネタ考えてくださいよ、と。毎年こんなんじゃないですか。M-1は…南海キャンディーズかやっぱり。この人らも2003の終わりにチラッと見た時は平平凡凡の、片割れが女っちゅーだけの南瓜コンビやと思ったんですけども化けてきましたね。まだまだ荒さはキリが無いんやけどもとにかく凄い勢いで、猪突猛進ですよ。ツッコミがもう少し流暢な間で喋れるようになってくれるとより入り込みやすいかな、狙った事を狙った風に見せないのが大事では。麒麟も癒しの森ネタで面白かった。 めんどくせ、以下省略。 とりあえず波田陽○とかそーゆーのイラネ(別に槍玉に挙げられるのが怖いのではなく、検索防止にするのすら面倒なだけなのでR)。


ともちかは しんでしまった