Perfume@三軒茶屋→Perfume@新宿→bus tribute@下北沢

昨夜はヲタメシをかっ喰らった後、親戚の家in世田谷に泊まりに。妹が就職活動だか会社の集まりだかで上京してきてたもので親父も集まって皆でメシでも食わないか?と。だのに俺は既に満腹の状態で午前様、当然食卓には何も、無い。そんなところに叔母の親切。善意に預かった豚足・センマイ・ビールという三種の神器で晩酌は黄金律だなまるで。
翌日は朝9時からしっかりと起き、妹と二人で中目黒→代官山→恵比寿→下北沢という完全買い物志向コースを歩く。足は棒。お兄様は貧しく卑しい生物なので遥々上京してきたマイシスターにも食を娯楽をたかりねだってはみるもののあえなく一蹴、とりつく島もないという言葉の意味を身を持って知りましたよええ。
夕方下北で言伝を頼み妹とはサヨウナラ、また来年会いましょうと手を振りバスでGo To 三軒茶屋TSUTAYA。一応今夜はタイトルの通り友人のバンドの初ワンマンが下北であるのでここで一枚CDを買い、ささっとPerfumeちゃんを見てそのままUしようと思ってはいたんだけど…まぁ新宿も行ってしまったんですよ結局。でもまだそれは数行後の話。
空気というものは恐ろしいですね、操られるがまま支配されてしまった自分がいます。イベント開始を目前にして既に次の新宿の事が過ぎる頭の中。仕方がないのです、悪いのはPerfumeちゃんなのですと責任転嫁の賜物です。カウンターの直線上に身を置いてヲタ4人でひたすらに凝視、きちんと購入された方々は列に並んで握手をしているというのにまったくお恥ずかしい話です。三茶はツタヤという店柄もあってか女子高生やカップルといったヲタ以外のお客さんが多く、いいアピールになったといえばなったのではないでしょうか?俺の目の前にいて、握手会の光景をじっと見ていたあの女子高生、おもむろに動き出したのでいよいよ参列か?と思いきや店の奥へとその姿を暗ましてしまったのは…残念だったなぁ…伝わったか?と思ったのにって俺の吐けるセリフではない。そのまま見送り三振なイベントは幕を閉じ、この後ある新宿への期待が高まるばかりです。話をしたい!と強く切に思ったわけです。
そのままヲタ大名行列に混じり一路新宿HMVへ。
流石に立地、時間帯という条件もいいだけあって人が多いですね。とは言え昨日のラクーアに比べると四割減、といった塩梅でしょうか。そしてこの場所にいる人間の八割強が昨日に続いての連戦だったこともまた事実。
何を話そう何を話そうとこんなに一生懸命に考えた握手会は初めてだったかもしれません、他のグループと違ってですねPerfumeの場合は誰それを目当てで行っているわけではないので。単純に楽曲・踊り・そして声が大好きという理由で足繁く通わせていただいてるんですよ。そういう意味では俺の中でPerfumeはアイドルであってアイドルでない存在なのかも。けど売り出し方等も顔ヲタ顔ヲタを相手にしている、というよりかはステージなりライブなり楽曲なりを全面に出している感はありますよね、飽くまで相対的な視点で、ですけど。とかなんとか言いながら昨日ののっちには少しときめいてしまったのもまた真実の側面wなわけで一人一人に何を話そうかな、今日はちょっと色気づいた発言でもしてみようかななんてニヤニヤしながら握手。今日はあーちゃんといっぱい喋ったかな、前に並んでたすあまさんが眼鏡の話をしていたから続けと言わんばかりに俺も例の悲惨眼鏡を取り出してアピる。向こうからも積極的に離しかけてくれるしあーちゃんエエ子や…翻ってのっちとはあんまし喋らなかったかな、というか寒い発言をして見事流されてしまったw最後かしゆかはさっきの三茶に俺がいたことをわかっててくれたらしくその旨を伝えてくれた。あぁこんな些細な事が些細じゃないんだ、嬉しっいよほおおおぉぉ〜〜!!!そして書かずにはいられないのがCDの在庫が全部、余すとこなく捌けきってしまったという点。入荷分完売。とどめはDJa氏。その代償じゃないけど握手のチケットを手に入れられなかった女の子達にも乱脈、素晴らしい譲り合い精神デスヨこれ。
全工程が終了したのが時として19時02分、予定を30分と大幅に上回っての握手会となったわけだ。それと引き換えに俺は下北沢まで急いで駆けなくてはならない羽目になったのだがそこには一縷の後悔もないよ。


案の定ライブも開演を押して余裕の入場を。まったりと上手に位置していると大阪時代からの友人軍団登場。来るとは思っていなかった、お蔭で総勢10人弱の大所帯に身をおく羽目に。別にいいんだけどね。
ライブは…初のワンマンという事もあって多少の緊張も見受けられたしプレイの面で言えば決して誉められたものではなかったように思う。けれどセットリストはシンプルながら工夫を凝らしていたし曲順に限って言えばケチの付け様がない程に美しい流れだった、俺がメンバーでも全く同じ流れにしただろうな。アンコールだけは予想を裏切られたけど返ってあれくらいのほうがよかったのかもしれない、余力を残すではないが次に繋がるニュアンスが含まれていて。
そして中打ちが熱かった、とにかく熱かった。結局顔を出したのは俺を含めて三人だけだったのだが中に入ると知った顔がいっぱいで。中でも必死の思いで自分のラーメン屋を開店させたはいいがその翌月に自らのミスであわや大炎上、という悲喜劇を演じたM氏の存在は久しぶりすぎてかなりエモかった。ベースメントバーのスタッフさんとかもアイドルに詳しかったり、普通の顔しておきながらミックス打ったりとかありえないからwしかも土岐さんやハッチさんと友達とか羨ましいですね、何でも聞く所によると土岐さんはSの中のS,真性のドSだとか。想像しただけでおっ立ってしまいますよね。普段は六本木とかでDJをやっているそうなので是非今度イベントに出て欲しいものです。千奈美にアヤカに瓜二つのベッピンさんです。
てなもんで気がつけば終電も逃し始発の音が聞こえる時間です。もうちょっと飲もうよじゃないけど名残惜しいのでスタッフやら何やら皆で高円寺に場所を移して二次会。ここでも更にエモい話が。面子の中では旧知の中であった「ヒロシ君」という男の子がいるのだが、この彼が四月までESPに通っていた人間でアイドル云々の話を無理から押し付けて聞かせていたら「俺の学校にもいたんですよ、アイドルヲタの先生が。あややの話ばっかり、四時間に一度くらいはアイドルの歴史を説かれるんですよね」と言い出すので恐る恐るその教授のお名前を伺ったところ・・・アキノリーさんキタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!! 世間は狭い、そしてそれは自分が思っている以上に。
終わり。