新谷良子FC会員限定ライブ ”ばーすでい☆ぱにっく〜Anniversary of

毎度毎度彼女のライブに参加する度に異口同音なれどブラボーの賛辞ばかりを浴びせてきた俺なのだが今回は少しばかり違う…と、大仰に前フリしてみせるけど言いたかったのはネオ・ブラボーってそれだけ。ぎゃあ。寒い。


しかしかかしネオという言葉がふさわしいリニューアルっぷりだったのだよ、ホンット。まず今回からPBB(石井めぐるとかじゃない。ピンクバンビバンド)のベース兼バンマス、「なおやんセンセイ」がバンドを離れ新しく若干20歳の「キムキム」が加わって大幅に平均年齢が下がったこと。そして二代目バンマスにはライカHAWAIIANな「まこっちゃん」が無事就任したことにより新生PBBとして今までとはまた違ったグルーヴが産み出されたってこと。


一部のトークショーやクイズについての感想は割愛。克☆亜樹。
亜樹といえば昨日の歌舞伎で亜樹(と書いてアジュと読む)と名乗る若干16歳の売春婦と番号を交換した。今後値段交渉などの二国間貿易が行われるかどうかは定かではない。アントワープでは砂糖が高く売れますか?


二部がライブ。
セットリストがまた素晴らしい、「迷い姫ぱにっく」「恋の構造(恒例のハッピーバースデイ良子ちゃんver.)」「CANDY POP SWEETHEART(初公開新曲)」「Wonderstory」「HAPPY END」にアンコールで「ray of sunshine」の全六曲。
逐一述べよう。まず本編のセットが完全に2nd以降の楽曲で構成されていた点、これが過去無かった試みじゃなかったか。「構造」と「Wonderstory」が今ではライブの中心に据えられているまでに成長した事が伺えよう。そしてまだ発売したばかりの「迷い姫ぱにっく」をそのタイトルとは裏腹に一寸の迷いも無く一発目に持ってきたところも冒険心溢れる挑戦で非常に好印象だ。前へ前への前傾姿勢を見て取ることができる。
そして新曲、まだどこでもオンエアされていない新曲、「CANDY POP SWEETHEART(五月発売予定)」がもう、なんだその、ヤバいって言葉の意味を超越してヤバいんだ。ジャジーに叩きまくったピアノから始まるこの曲が良子ちゃん本人も説明したいた通り今までの新谷良子よりも少しだけ大人になった、激しいだけじゃなくポップなだけでもない、どことなく切なくて少しオシャレなバンビポップ。エイトビートだからベンさんっぽくはないけどそうだな…例えばDIVE INTO DISNEYのSUEMITSU AND THE SUEMITHに近いものがあるかもしれない、PART OF THE WORLDだっけ?アレな。メロなんかはZONEのGOOD DAYSっぽくも無くない気もする。あんな底抜けに明るくないし聴きようによっちゃ水樹奈々のPOWER GATEなんかにも雰囲気は近いのかな。どうだろう、もっとじっくり聴かないとなんとも言えないけどあの場ではそう思った。こないだのHappiest Princessもそうなんだけどメジャー感というか何というか「その一曲だけでも勝負ができる」曲が多いと思うんだ、良子ちゃんには。短いライブでも対応できるだけのバースト系がたくさん用意されているんだけどこんな風にアゲまくりながらも切なさを残す曲ってのは確か今までには無かった。秋の空くらいかな。でもそれに比べると曲の練られ方が歴然で圧倒的にこっちのんが派手だしわかりやすい。だいたいね、良子ちゃんのライブを観てるトキの俺を見てると失笑するしかないと思うよ。コールとか勿論するけど時々ホント、その世界に引きずり込まれすぎて口も目も鼻の穴も開きまくってスーパー間抜けな顔して見てる時あるから。空気を頭の裏側から抜くような顔に見えるから。それが今回、一曲の間まるまる続いてたんだぜ?こ、コンナノ初メテ…
メシが五杯食える!それくらい素晴らしい新曲の誕生だ!(でも飽きるの早そうって危惧が…)
と、さっきも書いたかもしんないけど本編が若い曲ばっかりだったのよ、ラストにHAPPY ENDだし。俺はHappiest Princessで〆ると思ってたんだけど、もっともっとあの曲を大事にしてあげてほしいと思うんだけど。スケール感あると思うんだけどな(欲を言えばもっと壮大になるはずだと悔しがってるが)、コールや合いの手が無いから弱いと踏んだのだろうか。3・3・7拍子だけじゃ弱いと考えたのだろうか。わからん。でもHAPPY ENDで良かったよ、全然。久しぶりに聴けたしこれもタイトルが示す通りこうゆう場所でしか使えない曲だし。アレンジがというかこのテの曲はどうしても安っぽくなってしまうネックがあって俺は今まで似たような曲を聴いて似てるけど斬新だ!みたく思った曲は未だ地上に存在せん。それだけに「だーいすきー」てフレーズ一つで自分色に作り上げちゃうキャッチーさには諸手を挙げて拍手モンだな。


してアンコールは定番。
別にこれでもいいしこれじゃなくてもよかった。
一撃必殺な曲だから狙いに狙って使うんだったら文句ありません、何度も言うようにHappiest Princessだったら綺麗にまとまったんではないだろうかって点だけだから。どうせならって理由だけだから。だからこれでも全然いいです。


と、まあ新生な部分に上手い具合にラストのrosで幹の部分もアピールできたし未来も過去もひっくるまった、よく考えられたセットリストだったと思います。衣装換えする時間が勿体無いからという理由から一着で前編通したエピソードも熱意を感じられてよかった。


あ、言い忘れてたけど一部のキャラソンコーナーで「はぁ〜い!はぁ〜い!はぁ〜い!」が聴けたのはマジ高まった!しかも相方にゆうまおタンとか。いいなー良子ちゃんは、本当にいい。知らない人間に好きなアイドルは誰ですか?って訊かれたら真っ先にお勧めしたい(アイドルじゃないかもしらんけど)。でも写真を見せて「このコが好きなんですよ〜」って言ったら何かを勘違いされそうで怖いぜ。Bせ…いや、そうじゃないんですって、ライブ!曲なんだよ!って説明するのも面倒だし弱った。仕事柄?好きなタイプの話になった時どう答えていいか未だにわからない。一応正統派に水谷さくらとか言うんだけどそんなの普通に知るわけないだろう。ましてや稲村美穂でググってくださいとか盛り下がること必至だからな。誰だ、誰って言えばいいんだ。Hitomiんか。一番惚れ抜いているのは間違いなく良子ちゃんなのに。でもフェイスの話だからな。キャッチーさも含めて完メドって言うのが得策かね。仕事ですね。


日曜の完メド、そのすぐ近くで花見してるんで泥酔状態でヤカらないよう気をつけて参加します。