針の筵

いや、違うな。こういう場合に使うべき言葉ではないような気がする。では何だ、「残り三週間で家を出なければならないのにまだ転居先が決まっていない状況」に最も適切な表現とは。ハリノムシーロ、これなら少し近づいたか。


今日は少し、日常的などーでもいい話をしようと思います。ただ今、思ったのですが、「ゆ」という文字を変換しようと思ってシフトキーを押した瞬間画面には「優里亜」という単語が浮かんでいました。何処かで聞いたことあるような名前ですが思い出せnine death、誰か手がかりを知っている方、僕に情報を送ってください。僕の記憶を取り戻させてください。(ゆ、で変換しようとした個所が本日の日記にさらさら見当たらない事は内緒もクソも読めばわかるだろう。)


ど、いうわけで最近は昼(家探し)→夜(仕事)→深夜から朝(酒)というサイクルの為に睡眠が極端に減少、厄介なことになっている生活です。この仕事も今週いっぱいで辞めてしまうのでどうしても名残惜しい感からか、飲みに誘われると断りきれません。あと、凡百のお客様とブラックジャックをして小銭を掠め取る快感に依存症です。一人で涙している哀れな女性に優しい言葉をかけ、早朝から寿司を食わせていただけたり、それこそ先の賭け事で儲けた小銭でたらふく酒を飲んだりして、タイトなスケジュールにも関わらず肉体はファット化の一途を辿っておるであります。


もし次、素敵な家に引越しができたら皆さん是非とも遊びにきてください。場所は新大久保界隈になると思います、少し広めの部屋を借りるつもりですので遠くの方も近くの方も、便利な宿に使ってもらって構いませんから。賃料は酒か体で構いませんから。ええ、構いませんから。そしてもし次、貧相でみすぼらしいどうでもいいような家にしか引越しができなかったら皆さん、僕のことは忘れてやってください。きっとそんな家ではネットの回線もまともに引けやしないでしょう。希薄な関係はそのようにして終わりを迎えるのです。ここからがまた、リアル。


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