死に花

死に花をレンタルして観た。公開前には映画館まで行こうと思ってたのに結局行かずな作品。
老い、というものが極端にクローズアップして描かれてるなって感じです。今の俺と年老いた俺が同一人物であるだなんて今の俺にはわからなくって、でもいつか歳をとるにつれ体もガタがきて動かし辛くなってやる事もできる事も少なくなって…そんな時心も止まってしまうのかな、ドキドキする事なんてもう無いのかななんて諦めなくてはいけないワケではないよとしきりにアッピールされました。 強盗成立後のエピソードは正直蛇足だったように感じなくもないですが…部分部分で必要以上に描かれる「老いの弊害」なんかもクドかったけどそこを見せてかないとこの作品は意味が無いのかなぁ。あとやはり映画というのは奇跡によって成り立ってる部分が大きいのね、と。
その後に予告で入ってた戦争映画のけたたましい銃声に激しく萎え。
あんまし関係ないけど年明け公開の「北の零年」は絶対に観にいこうと決めている。