BON-BON BLANCO@埼玉工業大学

滅茶苦茶山奥なんデスけど…もう一山越えれば群馬ですよ群馬。なんか振り返ってみればライブよりもその前後、行き帰りの道程のんが記憶に凄まじい。
てな感じで片道二時間の遠路はるばる埼玉の秘境岡部駅より徒歩15分、埼玉工業大学まで行ってきたわけなんだけどもや。まず駅前にコンビニが無ぇ、そして大学までの15分に店が一件しか無ぇ。「お好み焼き 居酒屋マチコ」その看板の下には「ラーメン」の暖簾。一体何がしたいのか。
けたたましいアナウンスをBGMに鬼の形相で踊り狂う大小様々なお友達、これが今流行りのやすき節ですかそうですか。あ、よさこい?へぇ…そうなんだ、どーでもいいけど雅を見たくなってしまったではないか。明鏡止水。しかしアレだな、法被を着込んだオバハンの連中は確実に呪術使いというか魔的というか…埼玉の奥ではこのような儀式が年に何度か行われてるみたいで、世の中には自分の知らない世界がまだまだあるんだなと勉強になりました。ソイヤッ!ソイヤッ!!
畑の真ん中を突っ切る事15分、漸く辿り着いたが工業大学。そのヴィジュアル、佇まいはちょっとした宗教施設、ムスク。何処や彼処にそこはかとないカルトさを漂わせてる。一体何を勉強させられているのか。
チケットの受け渡しもスムーズに行い30分程度敷地内を歩いてまわったんだが…なんとも寂れていて…夕暮れの時間帯も相成って例うるならまさに沼校工業祭に似た閉塞感、終末感プンプン。臭い。何も食べず何も飲まず、仮面の表情のままで徘徊を終了、そそくさとライブ会場に入ることに。
座席は4列どセンター。サントスうざいくらい目に入りまくり。他のメンバー見えないのでずっとサントスサントス…すると不思議なもんだ、段々サントスが愛しく思えてくる。やべぇ〜…最近サントス愛してキタ。…連番の皆さんはそれぞれマコちゃんであったりトモヨ推しであったり激しく激しい情熱をぶつけ合ってる中、自分は愛する女性の不在による寂寞をステージの華やかさを堪能することで霧消させようと懸命でした。
事実、ステージとしての完成度はちょっとそこいらのポスト予備軍ちゃん達に比べて頭二つ三つ抜きん出てる。完成度というか本人達のプロフェッショナル然とした佇まいに芸能人のオーラを感じずにはいられなかった、ミタイナ。
暴れっぷりに関しては不完全燃焼て程でもないけど想像してたより大人しかった。でも普段はスタンディングなんでしょうからもっともっと激しいのかも、そっちも一度味わっておきたい。あと音響ね、これは学園祭だから仕方無いと思うけど…後半特に酷かった、だって女の子なんだもん!と涙のハリケーンが危うく台無しになるところだった。もっと音圧あればなお良かったんだろうなぁ。
そんなこんなで不満のありつつ見てたわけなんですけど、そのまさに「見る」って行為だけでもお金を取れるレベルというのかそんなに大仰なセットが組んであるでもないけどまぁサントスのソロやら残り4人とダンサー4人によるダンスタイムやらで充分に楽しめました。華やかだったわけですね。ひつこいようだがこれでもっと暴れられればメリハリ激しくついて尚良かったんでしょうが…そこは重ねてヲタ寿司詰めのスタンディングに期待しときましょうか。
あとアレだ、前の方は一般の学生で占拠されてたワケなんだけどもノリが新鮮で、こーいう人らがライブに来るようになればメンバーは嬉しいんだろうなぁ…なんて考えたりした。(椅子担ぎはやりすぎだと思ったけど)
そしてBON VOYAGE!、すごいね。


帰りの電車が…earthquake from Niigataのお蔭でとんでもないことに80分遅れ…ホームはヲタで溢れ返ります。
腹減ってるのに何も食えない、育ち盛りの24歳をナメるんじゃねぇ!


最後に…チケット手配してくれたz氏、連番相手のお三方、道中一緒だったようにゃ氏にヲタの皆さん お疲れsummerでした、マジデ今日ハ。